鹿児島市吉野町にある小さな鍼灸室
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診察は望・聞・問・切の4つの方法でおこないます。
<望診> 視覚を通しての診察です。顔色やつや、舌の状態などを診ていきます。
<聞診> 聴覚・嗅覚を通しての診察です。
<問診> これは言葉のとおり問診です。苦痛ないし違和感の、それに至るまでの経過や、睡眠の状態、食生活に関すること、大小便の状態などをうかがっていきます。
<切診> 触診を通しての診察です。患部の触診、脈診、腹診などおこないます。
[脈診] 両方の手首の橈骨動脉に示指中指環指をあて、内臓の状態をうかがうものです。 この六つの部位の強弱や速さ、流れ方を診ていきます。
[腹診] 胸部から腹部の皮膚や皮下組織を軽く触れ、ときには強く押して、皮膚の温度、湿り気、潤い、ざらつきやつっぱり、圧痛、硬結、筋緊張、動悸などを診ていきます。 脈の状態はお腹にあらわれ、お腹の状態は脈にあらわれ、内臓の状態と相対応していますので特に脈診と腹診を重要視しています。